第2回印西まちづくりフォーラム ワークショップのまとめ
<経過に関する疑問が出された>
合併の話が急に出てきた。
印西市にとって本埜村、印旛村との合併が良いことなのか否かについて、検討も情報提供もないままに、いきなり合併協議会による施策のすり合わせが始まった。
<なぜ合併が必要か解らない>
たとえて言うと、みんなで旅行に行くか、家の周りでゆっくりするかなどと考えている時に、いきなり観光列車が出発してテレビ中継が飛び込んできたようなもの。
合併についてどう考えるかのような情報は印西市から発信されるべきものだと思うが、
合併協議会からの情報発信はあったが、印西市からの情報発信が少なかった。
本気で伝える気であれば、町内会を活用するなど、他にもいくらでも方法があったと思う。
<合併協議会からの情報提供は単なる告知でしかなかった>
単にデータを示すのではなく、適切な解説がほしい。
新市基本計画だけ出されても、合併することが良いか悪いかの判断ができない。
各施策について、1市2村の現在の状況と比べられるように比較表の形で提示したほうが良い。
メリットだけが強調されていて、デメリットについては伝えられていないと感じる。
メリット、デメリットの両方を知った上で判断したい。
<段階に合わせた情報提供と意見募集を>
市民の中では合併が必要なのか、合併が印西市に及ぼすメリット・デメリットは何か、という段階がこなされていないまま、新市基本計画を提示して意見を求めてきても、意見の出しようがない。
<市民側も努力が必要>
市民の関心が低かったことが、市からの情報の希薄さにつながった。
市民側から、どんな情報がほしいかを能動的に伝える努力が必要。
行政から発せられた情報を斟酌して伝える市民側からの情報媒体が必要。
<まとめ>
物事の進展に合わせて、段階を追った情報提供、意見聴取が必要。
良いこと、悪いことをしっかり伝えたうえで判断を求める姿勢が必要。
市民側にも努力、改善すべき点があることが分かってきた。
市民参加がしっかり育っていくように、このような場を持つなどして市民と行政が信頼を深めながら、より良い情報提供を目指してともに努力を続けていきましょう。