メダカ池整備プロジェクト（ビオトープ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

つい最近まで、ホタルはけっしてめずらしい昆虫ではありませんでした。
ホタルの棲める環境を取り戻すこと、それは私たちの食の安全にもつながることです。

ＮＰＯ佐倉みどりネットでは、ホタルが自然に育つ環境を創りたいと考えています。
このプロジェクトには、多くの人と地権者、行政の協力が必要です。

当初は、大沼を候補地としていましたが、地権者である佐倉市からは協力を得られませんでしたので、
岩名運動公園近くにある理事長清宮の私有地他、近隣の地主さんの協力を得て再スタートすることになりました。

しかし、いきなりホタルが増えるわけはありません。
まずは、湧き水を利用してメダカやドジョウのすめる池を作ることとしました。

　開　始　2003年12月　

　参加者　正会員15名

　場　所　佐倉市岩名（運動公園隣接地）

　用　地　地権者に休耕田を無償で使用許可をいただいた。　約1,200�u

　2004年1月段階での自生動植物
　　　　　
　　　　　　クレソン　ミツバ　セリ　その他
　　　　　　シュレーゲルアオガエル　アメリカザリガニ
　　　　　　ドジョウ、ヤゴ類（シオカラトンボ　オニヤンマ？）

　その後　移殖したもの
　　　　　メダカ　　タニシ　カワニナ　　サワガニ　フナ
　　　　　ショウブ　ミツガシワ　スイレン

　湧き水を引くことができたが水量が豊富とはいえず
　特にこの夏は水位が随分と下がってしまった。
　休耕田であったところを掘り起こして作ったためか
　アオコのような海苔状の植物が覆いつくしたりしたが
　次第に安定してきている。
　完全に落ち着くまでは数年を要すると思う。
　 できるだけ自然のままが良いとは思うが、
　貴重種等の保護を考えた移殖を進めている。

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