NPOこどものまち

A 団体紹介

 1.実施団体名     NPO子どものまち(注:“NPOこどものまち”という名称の任意団体。
                     特定非営利活動法人として認証を受けた団体ではない)

 2.団体が目指すもの  NPO子どものまちは、子どもが主役になって生き生きと主体性を発揮できる体験活動
            「子どもがつくるまち ミニさくら」の活動を軸に、子ども達一人一人が夢や希望を持って、
             地域社会の中で主体的に生きていくことを応援する。

 3.活動の対象     佐倉市18歳までの子どもと地域の大人

 4.団体の沿革     2003年10月、同年3月に開催された「子どもがつくるまちミニさくら2003」の実行委員会のメンバーにより結成。
             2004年度の(財)トヨタ財団市民活動助成などを受け、
             2005 年3月未に開催される「子どもがつくるまち ミニさくら2005」に向けて活動中。

 5.組織概要
  5−1 代表者        中村桃子
  5−2 TEL/FAX   043−484−5679

B.活動の紹介

「子どもがつくるまち ミニさくら」

 目的:地域の人たちのつながりをつくりながら、子どもたちが主役になって
    面白さ、楽しさを追求しながら思いっきり主体性や創造力を発挿できる機会をつくること

 概要:子ども達がやりたい仕事を選んで好きなだけ働き、稼いだ給料を自由に使い、市議会や選挙も行う遊びのまち。
    18歳以下の子どもだけが市民になれる。

    職場(ブース)は、市役所、職安、銀行、警察、病院、手打ちうどんや、カフェ、各種手作り工房、
    工務店、新 聞社、放送局、写真館、射的や、カジノ、などなど・・・・。
    失業者対策に新たな職業も子ども達によって生み出されるほか、市民が起業することもできる.

    市内の商店街や公園を会場に2002年3月と2003年3月にそれぞれ4日間開催され、大勢の子どもたちで賑わった。
    商店街では、アーケードつきで車が入らない商店街の、空き店舗前や、1軒だけ空き店舗も使わせていただき、
    商店主や買い物客、近所の方々とも交流することができた。

    「ミニさくら」当日の4日間、「やりたいことを好きなだけやれる」というシステムの中で、
    参加した述べ2000人もの子どもたちは生き生きと主体性を発揮し、夢やアイディアを実現させていった。
    職安・銀行・市役所・放送局・うどんや・手作り工房など、30余のブースからなる「ミニさくら」のまちは、
    徐々に育っていき、それを目の当たりにした大人の子どもに対する意識に変化も見られた。

    また、子どもたちの「まち」に対する関心の深さや、「仕事」をすることの喜び、ものを作り上げることの喜びがうかがえた。
    子どもたちは「仕事」を通して自分と「まち」との関わりを理解し、やりがいをもって生き生きと活躍したと考えられる。

    「ミニさくら」の活動を続けることが、子どもたちのまちへの関心が現実のまちづくりにも当たり前に生かされる、
    そんな社会をつくることへの力になれば、と願っている。
この企画の醍棚味は街という様々な人が交わる場での、大きな異年齢の集合体を形成し、子どもが「まちづくり」「まち育て」を自然に取り組み、職業体験ではな<、子ども一人一人の夢・希望を全て遊びを通じて実現させた、子どもの真の主体性・参画を育んだ超総合学習的企画であったことだと思います。

10代スタッフ・山浦君>